「メンタルが強い親がやめた13の習慣」 読書レビュー
こちらも話題の本として本屋さんで紹介されていたので買ってみました。
海外の著書なので少し共感しづらい部分もありましたが、参考になった箇所をメモしたいと思いました。
①わが子に被害者意識を持たせる習慣をやめる
・親が子供のできないことに目を向けると被害者意識を植え付けてしまう。
・子供の苦しみを見てられない。すぐに手を貸すと誰かに頼って代わりにやってもらわないといけないと子供に教えることになる。
どうせダメだ、成功できないと思い込ませることは、どんな壁よりも本人の足を引っ張ることになる。
幼稚園児にはできることの選択肢を与えてあげるようにする。
←確かにすぐに代わってやってあげることが多かったからとても反省。すぐできないとあきらめてママを求めてしまう傾向にあるかも。今からでも自分でやれることは自分でやらせるようにしたい、どんなに時間がかかっても本人がイラついてても。
②罪悪感で甘やかす習慣をやめる
子供がぐずったりするごとにいちいち譲っていたら子供は親の判断能力に首をかしげることになる。子供にはぶれない姿勢と安全を守ってくれる堂々とした態度が必要。
←確かに自分の都合によってブレブレだな~と思う。でもだめなものはだめって言うことは大事ですよね。
③わが子を世界の中心にする習慣をやめる
親から甘やかされ過ぎると自分は特別な子だと勘違いし、自分本位になってしまう。
・自信過剰で攻撃的。
・いくら褒められても満たされない。←常に誰かの承認を得ようともがくようになる。
・人の気持ちをくみ取れない。←自分の気持ちが一番大事と思ってしまう。
・常に不満がある。←ほしいものは全て与えられている子は何に対しても感謝できない
・粘り強く頑張れない。←ほしいものを全て与えられている子は頑張る必要がないと考える。
・周りを不快にする←自分がすべてと思いこむと子供はイライラしたり周りに要求するようになる
・欲望がすぐ満たされるものと期待する←すべてのことが自分の望むタイミングで起こると思ってしまう。
↑これら全て子供に当てはまっているようで怖くなりました。。。。完全に世界の中心系です。。でも3歳なんてそんなもんかなと思いつつも、大きくなってからこうならないように気を付けないとと思いました。
☆特権がほしかったら責任を持たすこと
☆褒めるときは思いやりや親切だった行動を褒める。
☆幼稚園児には共感することを教える。親が子供の痛みに共感すれば子供もほかの人が苦しんでいるときに気づいて挙げれるようになる。子供には嬉しい、悲しい、怒っている、怖いの感情を教えてあげて他の人にも感情があるということを教えてあげる。
←まだ周りのお友達と遊ぶことに興味がなかった3歳の息子ですが、最近(幼稚園の)みんなは?と聞くようになってきました。ようやく周りにも目が向けられるようになってきたのかなと思います。それと同時に周りの子に対して親切に接せるように感情があることを教えていきたいと思いました。
④過保護になる習慣をやめる
⑤わが子の言いなりになる習慣をやめる
幼稚園児はかなり理不尽な要求を求めがち。思い通りにいかないとかんしゃくになるのはごく普通のこと。子供が叫んだりかんしゃくをしても親はルールを貫くこと。
⑥完璧を期待する習慣をやめる
わが子に対して全てにおいてみんなの一歩先を歩んでほしいという気持ちを抑え、その代り健全な親子関係を築き楽しむことに注力しよう。
⑦わが子のしりぬぐいをする習慣をやめる
お手伝いをさせる。おもちゃを片付け。洗濯物をかたす。ごみ箱を空にする
⑧わが子を苦しみから守る習慣をやめる
⑨わが子の機嫌を取る習慣をやめる
自分で感情に対処するすべを学ぶ。全て親が感情をコントロールしてはならない。
子供は自分の感情を特定できないと、自分の気分に責任が持てず、怒っているといえない子供は癇癪や叫びを通して自分の気持ちをうまく表現できない気持ちを発散する。
その子に今怒ってるの?悲しいの?など感情について教えてあげるようにする。
子供を笑顔にするのが親の役目ではなく、嫌な感情にも自分で対処するコツを子供に学ばせること。
・怒り←自分をなだめるコツを学ぶ
・不安←不安なことがあるからやりたいことがやれないとは限らない
・罪悪感←すぐにいいよと言ったりしないこと。
・悲しみ←すぐに元気づけたりしないこと。
・落胆←すぐに埋め合わせをしないこと
・退屈←すぐに親が楽しませる必要はない
・イラだち←親がすぐに助ける必要はない
←確かにすぐに子供のご機嫌を取っていた気がする。自分で対処できずかんしゃくというかたちになって現れちゃうのかなと思った。少し放置して自分で自分をなだめさせる努力をさせたいと思った。
☆メンタルが強い人たちは自分ではどうしようもないことにエネルギーは注がない。状況が変わってくれないかなと願ったり、他の人を変えようとしても無意味。状況を変えられない時は自分の姿勢を変えることに力を注ぐ。
⑩わが子の失敗を防ぐ習慣をやめる
母親にすぐアドバイスを求め自分で解決する力を見失っている。承認を求めてる。失敗が怖いから。失敗は悪いことではないと子供に教える。
⑪しつけとお仕置きをはき違える習慣をやめる
厳しくしつけすぎるとうそがうまいこになる。
モノをベースにしつけをしないこと。
⑫とりあえずの解決に走る習慣をやめる
泣けばほしいものが手に入ると思ってしまう子供に屈してはだめ。近道が簡単だけ
ど。屈しないように自分の体力も残しておく。日頃発散する。長期的に見てこの子のためになるかどうかその都度見極めることが大事。
←確かに自分の体力って夜に近づくほどなくなってきて、色々見て見ぬふりをしかねないなって思った。それがちりつもになるとその子のためにはならないと思うきっと。1日1日をていねいに大切に生きたいと思った。
⑬自分の価値観を手放す習慣をやめる
家訓を作ること
家族にとって一番大事なことって何か、など。
家族でできる活動をみつけよう。
←いざ言われてみるとないな~って思いました。。なんだろう。
家族や友達を大事にする。思いやりの心。嘘はつかない。思っていることはきちんと意見すること。とかかな~
きっとまだ子供がまだ小さい年齢だからこの程度しか思いつかないけれど、もっと10歳とかになったら暴力は振るわないとか汚い言葉を使わないとか色々増えていくんだろうな。。。
家族でできる活動ってなんだろう。今でいうと毎週日曜にまるちゃんとサザエさん見てるけどそういうのとか??
スキーに行くとか、毎年どっかに旅行に行くとか。ゲームとかできる年齢になればそれも楽しそうだな~
おわりに、、、親自身がメンタルを強くしようと努力していることが子供にもいい影響を与える。親が成長することが子供の成長にもつながるはず。昨日の自分より少しでもいい自分になろうと努力すること。
この本を読んで思ったことは、自分が目先の楽さに負けて雑に子育てをしていたなと思った。結局後々ツケが回ってくるのは自分と子供で、長期的に見てその子にとってベストな育児をしてやれなかったなと少し後悔しました。
色々管理しすぎたり、すぐに手を貸してしまったり、過保護になりすぎていたり、今からでも軌道修正することは遅くないと思うので自分も改めて子供と接していきたいと思いました。こういうことに気づくことは大事だなってとても強く思った。