読書レビュー「私は6歳までに子どもをこう育てました (単行本)」
つい最近この本を読みました。
3男1女東大理IIIの母 私は6歳までに子どもをこう育てました (単行本)
- 作者: 佐藤亮子
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2018/04/18
- メディア: 単行本
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ちょうど育児って大変だな~、育てづらいな~、言うこと聞かなくて参るな~って思っていた時に本やで見つけてつい買ってみました。普段あまり本を買わないですが、ママ友と話す感覚ですよね、こういうのって。
読んだ後少し楽になりました。
東大がどうというよりも、色々参考になりました。
中でもとても印象に残った箇所をメモします。
◎目の前に可愛い子供がいるのに子供がおおきくなったらあれしようって未来に期待するよりも今しかないこの子育てを楽しむこと。不自由は本当に今だけだから、子供に沢山関わり、自分の人生が変わることを存分に楽しむこと。この想定外の生活を。
←この言葉だけで少し楽になりました。
◎自分がすきで子供を産んだのに、子供がいる状況にストレスを抱くのは自分勝手で
大人げない。今だけは自分のことを後回しにして、子供と笑顔で過ごすことを優先する。あまりストレスにならない程度に。
←間違いない。でも最近は不妊治療とかして色々努力してようやく子供を持つことができたのに、やっぱり育児向いてないとかで経済的には余裕があるけど早々に保育園に入れて働きに出る人が多いなと感じる。なんだか今が一番可愛い時期なのにもったいないなと思ってしまう。想像以上に育児って大変だけど私は子供ととことん向き合ってみたいと思うから。
◎トイレがうまくいかなくても服がちゃんと着れなくても子供は放ってたら勝手に成長する。深刻に悩んでも仕方のないことがたくさんある中で、ま、いっかというゆるさを忘れずに。情報があふれる中、子育ての正解なんてなく、最終的には自分の子に合っているかお母さんが判断するもの。
←本当に子どもはひとりひとり違うし、その子のペースに寄り添ってへたに動かずただ見守ることが大事だなって思う。ただ見守ることが実は一番切なくて、我慢や忍耐のいるものだったりする。
◎兄弟は平等に、誰にも嫉妬させない。将来兄弟が仲良くなるかは親にかかっている。
←自分の親凄いなって思う。
◎公文でも水泳でもよほどな才能をもつ子でない限り、いつかどこかで並ぶもの。スタートダッシュが得意な子もいれば、ラストスパートが得意な子もいる。よその子と比べない。のんびり見守ること。子供のペースを無理にコントロールしてはいけない。
◎早産まれで悩むよりは、勉強や習い事を前倒しして初めて見る。
著者は3年先取りではじめていたそう。
1歳~3歳まで ひらがなマスター。タシザン。
4歳~6歳 公文で4年生のレベルまで進む。
←このペース凄いように思えるけど。。。確かに慣れるのに時間はかかるから早めにスタートして損はないですよね、色々。
でも著者は小4で塾に行かせるまでは毎日30分の公文とバイオリンの練習、週1回のプール以外はすべて自由時間だったそうです。
子供には何も決まっていない時間が必要だから。今日は何して遊ぼうかという自分の頭で考える空白の時間がその子を成長させる。常に何をするか決まった状態だと、創造力も育たないし、指示待ち人間になってしまう。
←確かにお母さん自身予定入れないと落ち着かない人ってたまにいる。子供が疲れちゃいそう。予定入れる方がメリハリもつくし、時間があっという間に過ぎるけど、子供が何したいかを優先することも大事だなって思う。
◎子供はしゃべれないだけで大人が思っているよりもずっと理解している。だから
コミュニケーションをわざわざ子供向けにごまかす必要はない。大人と同じように接すること。お菓子あげるとか、おばけくるとか、鬼来る。←めっちゃ図星。色々反省。
◎子供は圧倒的な弱者であり、簡単に言葉で傷つけやる気を奪うこともできるから気を遣ってしゃべるくらいがちょうどいい。感情のまま吐くのではなく、どのように声をかけるか、その言葉によって子供はどう感じるか。想像する習慣をつける。これはお母さん自身のためにもなりちょっとのことでいらっとせず、自分をコントロールできるようになると自分が一番楽になるから。子育てを通して自分を変えるトレーニングができたら一石二鳥。
←これもめっちゃ図星。すぐに感情的になって、後々後悔する。言い方気を付けます。特に旦那に対してとか。
◎もし子供がわがままになったら甘えさせると甘やかすの線引きがあいまいになっている。この違いさえ見極めればお母さんをしもべのように扱わない。甘やかしはお菓子がほしいと駄々こねる子に言われるままにお菓子をあげること。これはママ抱っこと違いお母さんに甘えたいという気持ちはなくただの欲求。これは自分が今までわがままを許し、お菓子を与えることでおとなしくさせたり、自分のやり方に問題があった。
←これも図星。こっちの都合でYoutube見せたりお菓子をあげることは多々あった。今からでも軌道修正は間に合うのか不安。ちゃんと決まりを作って理解してもらうようにしたいな。
◎叱れば強い子になるってわけではなく、沢山の成功体験や自己肯定感を持っている方が将来悩んだ時に自分は大丈夫!!という精神的な支えになる。にこにこのびのび褒められながら育つことが強い大人になる。
◎大切な習慣(歯磨き、箸、鉛筆など)は子供が意識する前に身に着けさせる。
←これはうんちがそうだった。。。もっと早い段階でやらせればよかった。
◎子供がやりたがらなくても叱らずなぜ嫌がるか考え、やり方を考える。
・いきなりレベルが高いことをやってないか
・先生との相性が合っているか
・プレッシャーがかかる声掛けをしてないか
・他の子と比べてないか
子供から笑顔が消えてないかちゃんと観察する。