読書レビュー「一人でできる子が育つテキトー母さんのすすめ
こちらの本を読みました。
色々な育児書を読んでいるにつれて同じ内容のことが書いてあることもあり、それぞれ違った意見もあったり、面白いなと感じます。
みんな口をそろえて言っていることは本当にそうなんだろうなと素直に受け取れます。
下記にこの本の印象的だったことをメモします。
~言葉編~
◎曖昧に言わない。わかりやすくいう。
←確かにいそぎたいときに良く使うのが早く行こうってフレーズ。言っても全然急いでくれないのは~に間に合わないから急ごうとかちゃんと言うと動いてくれることがある気がする。
◎むやみに偉いねと言わない。過程を認めて感謝する。~してくれて助かるわ。とか。
◎赤ちゃん言葉を使わない。そのまま喋ればいい。
◎根ほり葉ほり聞かない。まずは子供にくつろがせる。聞きたい気持ちをぐっと抑える。
←確かに幼稚園の話とか聞くとめちゃだるそうに答える・・・(笑)本人的には放っておいてほしいんでしょうね。
~勉強編~
これは他の著書には中々なかった内容なのでとてもためになりました。
早速カップとか買ってみようと思ったり、お金を渡してみようかなと思いました。
あとはタシザンや掛け算の表とか。吸収しやすい時期に色々教えてあげるのはいいアイディアだとおもいます。
◎算数はキッチン用品やお金で教育しよう。カップを買って100MLとか。DLとか。家をお店屋さんにする。
◎文字の読み方と算数は理解できる状態で小学校にいかせる。
◎丸暗記が得意な時期と理解できる時期はずれがある。九九は早めにつめこもう。理屈がわかる時期になったら教える。
◎理解できる時期と表現できる時期にもずれがある。他人に説明するのは中々難しい。小学生低学年まではインプットの時期。
◎文字は漢字含め、見せているといずれ書けるようになる。
◎絵本の読み聞かせは習慣化する。自分の言葉にしていくから。
~しつけ編~
◎過保護にならない。全てやってあげないようにする。幼稚園のバッグも全部自分でやらせる。自分のことは自分でやれる習慣をつけてあげる。
◎子供をその気にさせる。ママがやるふりをしてみる。
←確かにママがや~ろう!っていうと僕も~ってなったりする。
◎単語で簡潔させない。言葉の過保護にならない。
←めっちゃ図星だった。ちゃんと文章で話そうと思いました。
◎子供のわがままに踊らされない。だめなものはだめ。ただわがままを言えるということは自己主張できるということだからわがままを言うこと自体は悪く思わないこと。
←確かにめちゃくちゃ聞き分けがいい子とかいるとすごいな~とかいい子で羨ましいな~って思ったけどもしかしたらその子はどこかでぐっと我慢してる部分もあるのかなと少し心配にもなる。わがままを言える方が子供らしい気もする。大変だけど。
◎習い事が嫌だといったらまずはその気持ちを受け止めてあげて、本人に決めさせる。
◎一人遊びを悪いことと思わない。この子は友だちとかかわることがストレスだから一人で遊ばせてあげようと思う。
←これも図星です。一人で寂しくないのかなとか親心には思ってしまいがちですが、こどもにとっては 一人で遊ぶ方が楽しいんだろうなと。。固定概念や決めつけって頭の中に無意識のうちにあって本来のあるがままのものの邪魔をしがちだなって思った。
大人と子供の思考って違うし、裏を読まないであるがままの姿を受け入れると全てがシンプルに見えてくる気がする。そういう姿勢を忘れないようにしようと思えた一冊でした。